寒風と不景気風で冷え込む街に、足湯で温まりながら、お酒やお茶を楽しめる飲食店が出てきた。
大阪市中央区東心斎橋にこの冬できた足湯バー「はっちサロン」。入り口には「ゆ」と書かれたのれん。いすに座ると立ち上る湯気とかすかなピーチの香り。カウンターの下には長さ8メートル、幅30センチ、深さ30センチの湯船がある。約40度に温めた水に、日替わりで入浴剤を入れている。
湯船は毎日洗い、客には殺菌スプレーなどで足を清潔にしてから入ってもらっている。お酢や野菜ジュースなどを使った約40種のヘルシーカクテル(1杯800円)が自慢で、動脈硬化や肌荒れ予防に効果があるとうたう。
京都市下京区真町の足湯カフェ「もみの気ハウス」は、四条大橋を望む掘りごたつ式の足湯が三つ。ハーブティーやコーヒー、玄米がゆなどが楽しめる。カップルや歩き疲れた観光客でにぎわうが、別料金の肩もみが人気で、最近は中年男性の姿も増えた。副店長の遠藤輝美さんは「なにかと世知辛いご時世、手軽にリフレッシュできるのが受けている」と話す。
足湯の効果に詳しい大阪大学大学院医学系研究科の新田紀枝・准教授は「お酒やお茶を飲みながらの足湯は、リラックスや癒やしに相乗効果があるかもしれない。ただ体が熱くなってきたら早く切り上げるなど、体調と相談しながら楽しんで」と話している。(高島靖賢)
2009年1月27日12時52分 asahi.com
この足湯カフェ、北海道にもないかなぁ〜。足湯を上がった後は、どうやって乾かしているのかなぁ?